セミナーレポート VOL.2
ダスキンヘルスレント共催の健康イベントin倉敷をレポート(後編)
2023年6月20日(火)、ダスキンヘルスレント倉敷ステーションが地域の各団体と共催する、地域住民向けの健康イベントが開かれました。当日は大盛況となりましたが、具体的にはどんな模様だったのでしょうか。後編では、ダスキンヘルスレントのコーナーで提供された内容の詳細をレポートします。
ダスキンヘルスレントが企画したコーナーの狙いは、「歩行分析AI Carewizトルト」「デュアル周波数体組成計DC-13C」「脳体力トレーナーCogEvo」の体験を通して、認知症予防に対する興味を喚起することでした。まずは倉敷ステーション店長の明石浩平さんが中心となり、参加者に「予防の重要性」を解説。食生活の改善、脳や身体の運動、良質な睡眠を心がけ、認知機能の障害が起こったとしてもMCI(軽度認知障害)までの段階で食い止めることが大切であることをアピールしました。
ダスキンヘルスレント倉敷ステーションで店長(管理者)を務める明石浩平さん
「歩行分析AI Carewizトルト」は、5m程度の歩行の様子を動画で撮影・アップロードすると、2分後にはAIが解析結果を示してくれるアプリ。歩行の速度やリズム、ふらつきの有無などを客観的に評価し、分かりやすくコミュニケーションシートにまとめ、その人に合ったトレーニング法までおすすめしてくれます。
参加者の歩行の様子をスタッフが撮影
AIの提案によるトレーニング法をスタッフが説明
「デュアル周波数体組成計DC-13C」は、手から微電流を流すタイプの体組成計。靴や靴下を履いたまま40秒程度で測定できるため、手軽に健康状態をチェックできると人気でした。測定後、参加者は体脂肪率、筋肉量、体水分量、推定骨量、基礎代謝量などがプリントアウトされた用紙を持ち帰ることができました。
デュアル周波数体組成計DC-13Cの本体
素足になる必要がないため、スムーズかつスピーディーに測定できる
「脳体力トレーナーCogEvo」は、認知機能のチェックとトレーニングができるクラウドサービス。タブレットなどを用いてゲーム(全12種)に挑戦することで、見当識、注意力、記憶力、計画力、空間認識力のバランスチェックやトレーニングを行うことができます。認知機能の変化を早期にとらえられるということで、多くの参加者が高い関心を示しました。
注意力をチェックする「ストップウォッチ」というゲームに挑戦する参加者
五角形のグラフと等級で表示された結果についてスタッフが解説
参加者からは、「思ったより簡単に測定できることに驚いた」「普段はなかなかできない経験で、自分の心身の現状を知るよい機会になった」「注意力の判定結果は意外なもので、さっそく認知症予防を始めたいと思った」といった声が聞かれ、企画の狙いは達成されたといえるでしょう。
ダスキンヘルスレントは、今後も各地でこうしたイベントやセミナーを展開する予定なので、ぜひ注目してください。
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