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ケアマネジメントスキルアップ講座 VOL.15
2015年度 介護保険制度改正の影響は?(後編)

小規模デイ、認知症デイは撤退の検討も

2015年度 介護保険制度改正の影響は?

事業者についてさらに言えば、大幅な報酬引き下げとなった小規模型デイサービスは、大規模事業所等のサテライトになるか、あるいは撤退するかという厳しい状況にあります。また、認知症対応型通所介護(認知症デイ)への影響も大きい。今回、一般のデイサービスに認知症加算が創設されたことで、認知症デイとの棲み分けがこれまで以上に難しくなったからです。

当市の認知症デイは、中重度の認知症の方にも手間暇かけた細やかなケアを提供し、看取りまで対応。家族が就労を継続できるよう支援するなど、利用者には高い評価を受けています。しかし報酬単価が高いため、事業者からは「ケアマネジャーから利用者を紹介してもらえない」という声が上がっています。認知症デイは、地域包括ケアを支える地域密着型サービスの一つです。今回の報酬改定を受けて撤退を検討している事業者もあり、保険者としては何とか支えていきたいという思い。今、ケアマネジャーにその特性についての一層の周知を図り、利用を促進しているところです。

もう1点、事業者に大きな影響が出ているのが、居宅介護支援事業所の特定事業所集中減算です。今回の改正では、対象サービスが広がった上に、80%以上の集中で減算と、要件が二重に厳しくなりました。そのため、減算対象になりそうだが、集中している理由を正答理由として認めてもらえないか、という問い合わせが数多く入っています。

当市のように多数のサービス事業所があると、選択肢が多いだけに、なかなか正答理由として認めにくいのがつらいところです。利用者の利便を考えると、すでになじみの環境となっているデイサービスやショートステイなどは、なかなか簡単にサービス事業所を変えられない。そのため、事業者も苦慮していることはよくわかりますから。減算を覚悟している事業者もあるようですが、一方で、撤退を考えている事業者もあると聞いています。こちらも厳しい状況ですね。

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ケアマネジャーの役割が縮小していく?

今回の報酬改定では、リハビリテーションの推進も大きなポイントです。リハビリのマネジメントを評価する加算が設定され、リハビリ職にリハビリテーション会議の開催が義務づけられました。この会議、ケアマネジャーは参加が必須ではありませんよね。ここで心配なのは、通所リハビリや訪問リハビリを利用している利用者はリハビリ職に任せて、会議の結果だけもらえればいい、とケアマネジャーが考えてしまうこと。それでは、リハビリのことをよくわからないままケアプランを立てることになりかねません。

リハビリ職の中には病院での経験が長く、介護をよく理解していない人もいます。関節可動域の拡大等を目標とする医療中心リハビリと、例えば、信号を青のうちに渡りきれる下肢筋力向上を目標とする生活介護中心リハビリでは、目標設定もリハビリのやり方も異なります。そこにケアマネジャーが関わることで、どのようなリハビリが求められているか、どのような目標設定がふさわしいかについて、利用者の生活に即した意見を言うことができます。リハビリ職と利用者をつなぐケアマネジャーの役割は、とても重要なのです。

今回は小規模多機能型居宅介護でも、ケアマネジメントについての評価が基本報酬から切り出され、加算が設定されました。リハビリテーションマネジメント加算もそうですが、居宅介護支援とは異なるマネジメントが、別途、加算で評価されているわけです。この状況を、居宅介護支援事業所のケアマネジャーはなぜ黙って見過ごしているのでしょうか。存在感を示すためにも、リハビリテーション会議には呼ばれなくても出かけていくくらいの意欲がほしいですね。そうでなければ、居宅のケアマネジャーは給付管理要員になり、役割がどんどん縮小されていってしまう可能性があります。もっと危機感を持った方がいい。ケアマネジャーにとっては、今が正念場だと思います。

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笹井 肇 氏のご紹介
笹井 肇1980年、武蔵野市役所入庁。1998年より介護保険準備室主査として、介護保険制度導入準備に携わる。その後、市民協働推進課長、介護保険課長、防災安全部長等を経て、2013年4月より現職。利用者を支えうる介護保険運営のため、事業者と密に協働する武蔵野市を牽引する。全国を回って講演活動を行うとともに、国に対しても積極的に意見を上申していく行動派行政マンとして知られている。厚生労働省老人保健健康増進等事業「介護保険の保険者機能強化に関する研究委員会」などの委員を歴任、現在「地域包括ケア『見える化』システム構築・運用業務に係る工程管理支援等検討委員会」委員。主な著書に『医療の危機に抗して 新しい地域医療の戦略』(共著:医歯薬出版株式会社)、『地域包括ケア サクセスガイド』(共著:メディカ出版)などがある。

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