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依存症にまつわるエトセトラ…えっ?!そうなん!!

アルコール依存症?!…「ストレス発散で酒」「不眠で酒」も危険

早いものでもう師走!!師匠も借金取りも回遊魚のように走り回る季節です。そして、ついに5回目!何とか落とさずに頑張っています。このままコロナの感染状況も、ぶり返すことがなかったらいいのになあ。来年はもっと自由に外出ができるようになったらいいのになあ。真剣に祈っています。

さて前回に引き続き、もしかしたら、飲酒問題を抱えているかもしれない高齢者を見出すための気づきのポイントについて紹介していきます。

特徴その3・悩みを抱えているのに相談相手がおらず、飲酒でストレス発散している

  • 自分の思いを周りに話すことができなくて、ストレス解消のためにアルコールの薬効効果に頼ってしまう。
  • 憂さを晴らしたいから、忘れたいから、手っ取り早く気分転換を図りたいから飲む。

こうした状態にある人は要注意。以前も書いた通り、気分が晴れた、楽しくなったなど、飲酒をしてなんか脳が満足できたと思い込んでしまうことが依存症の始まりなのです。

誰でもつらいことには向き合うのは嫌なもの。でも、アルコールにすがって現実逃避するだけでは何も解決しません。

この人なら、という人につらいことや思いを伝え、抱え込まないということが大切です。完全に孤立しているような高齢者であれば、ケアマネ自身が思いや悩みを傾聴するよう工夫してみるのもよいかもしれません。

孤独や孤立は、人を「闇」へと導き、はい上がれないようにしてしまいます。ちなみに、これは高齢者の問題だけではありません。最近ニュースになっている、親族間同士の痛ましい殺人事件や学校での殺傷事件の根底には、この「闇」がわだかまっているように思えてなりません。

「胸の内を話す、腹を割って伝える」。シンプルですが、世代を超えて大切なことです。

特徴その4・不眠の訴えがある

「眠れないから寝酒を飲むようになった。飲んだら眠れるようになった」
「薬は飲みたくないからお酒にした」

担当する高齢者が、こうした言葉を言うようになったら、気を付けましょう。

飲酒したらよく眠れるというアルコールの薬効効果に頼った結果、依存症に至っている可能性があります。

特にやっかいなのは、飲酒も度を越えると眠りが浅くなり、睡眠の質を悪くするということ。その結果、「しっかり寝るために、もっと酒を飲まないと」という悪循環を生むこともあります。

アルコールは立派な薬物です。私たちは薬物に操られることなく、正しく付き合っていくということを意識しないとなりません。「アルコールの前では人はみな無力」とは、アルコール依存性に悩む人たちの自助グループ「AA」(アルコホーリクス・アノニマス)が掲げる言葉の一つですが、だからこそ我々は、付き合い方を学んでいかないとならないのです。

それでは今回はここまで。皆さん、どうぞよいお年をお迎えください!

富察
関西の某中核市にある地域包括支援センターに勤務する、漫画家志望の白衣大好き主任ケアマネジャー。「関西アルコール関連問題学会」会員。趣味は空手・ラグビー観戦 ウエイトトレーニング、医学史研究。大学での専攻は実は史学科東洋史。中国文化が大好き。特に清代。

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