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ケアマネは見た!ケアマネは見た!

ケアマネは見た!

妄想が激しく、キーパーソンが確保できない…

「公正中立」「尊厳の保持」―。残念ながら、そんなキレイごとが通用しない現場はいくらでもあります。本企画では、ケアマネジャーが見た困難事例を通し、在宅の現場を直視。ケアマネや介護従事者とともに、今日を乗り切るための知恵を探ります。
※「ケアマネが見た」は、実例に基づいた困難事例を紹介し、現場経験が豊かなケアマネが解決に向けたアドバイスを送る企画です。

相談者:50歳代女性ケアマネ

◆担当している人と家族
利用者:80歳代女性、数年前に夫と死別した後は独居。軽い認知症あり。要介護1。普段はサービスを使わなくても、なんとか生活できている。隣の県に遠い親戚がいて、以前は交流があったが、今はほぼ交流は断絶している。
◆サービス利用状況
福祉用具(歩行器)、週に3回のショートステイ、食事は配食サービスを利用

妄想が激しく、親しく関わる方がいない方への支援に悩んでいます。

その方が孤立したのは、昨年、夫が亡くなった時からでした。遺産相続をめぐって親戚との折り合いが悪くなり、孤立無援の状態になったのです。少し交流があった親戚もいたのですが、その方に対しても「きっと財産を狙っている!奪われる!」と反応し、警察を呼んでしまったため、今では絶縁宣言をされてしまっています。

そして一人での生活を続けるうち、認知症は悪化し、物盗られ妄想も激しくなりました。今ではかつて付き合っていた親戚はもちろん、隣近所で付き合いをする人は全くいません。当然ながら、介護のキーパーソンとなってくれる方もいません。

やむなく、成年後見人制度の活用をしようとしたのですが、それすらも本人が断固拒否し、申請が進みません。

夫の残してくれた遺産もあり、今は、まだなんとか一人で生活できています。ですが、この先、身体状況が低下し、認知機能がさらに低下する恐れもあり、せめて今後のことを話し合えるキーパーソンがほしいと思うのですが、かつて付き合いのあった親戚は、「いまさら何を…。もう、2度と顔も見たくない!」と、取りつく島もない状態です。

アドバイスをお願いします。

ベテランケアマネジャーからのアドバイス

端的にいえば、もう居宅介護支援事業所のケアマネだけで対応できるケースではないと思います。まずは自治体や地域包括支援センターに事情を伝え、相談する必要があるでしょう。認知症の程度によっては、本人の同意を得なくても成年後見人をつけるための申請ができることもあるようです。とにかく、一人で抱え続けられるケースではありませんので、早めに地域包括支援センターや自治体と連携しましょう。

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