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ケアマネのドタバタ!遠距離介護日記

事業所の設備にも“ローカルルール”の壁

親が認知症になったら、うまく介護できるかな―。ケアマネだって、所詮は人の子。将来の介護に不安を抱えている方も多いのでは?首都圏で暮らすCMOライター・みいみさんが、親の遠距離介護で得た気づきや視点を、ちょっぴりユーモラスにつづった社会派介護エッセーです。

  • みいみ…私
  • 両親…紫綬褒章同等の勲章を持つ父はプライド高め。アルツハイマーと脳血管型混合の認知症を抱える。認知症はないが、過干渉で面倒な性格の母。地方の過疎の町、“ダンジョン”だらけの古民家で二人暮らし。

「事業所に手洗い場が要るというから、申請のためにわざわざ改修して作ったのよ!!」

最初のケアマネ更新研修で出会った先輩が、ぷんぷんしながら話されていたのを今でも思い出します。

今回は、“ローカルルール”に苦しんだ事業所の設備の話です。最初は経費削減のため、何としても、自宅マンションの玄関横の一部屋を空けて、そこを事業所にしようと思ったのですが…。

自宅に事業所を開く場合は、▽利用者と生活の動線が完全に分かれていなければならない▽個人情報の保管場所に家族が勝手に入れないようにしなくてはならない▽車椅子の方が事業所内部まで入れる構造でなければならない―と、そこまでは共通なのですが、自治体によっては、相談室と事務室を完全にドアで仕切る必要があったり、書庫のサイズが細かく規定されていたりするところもありました。

事業所を訪問する利用者なんて、数年に1回あるかないかですし、事業者間の集まりも、自治体や医療機関が開催して下さる。昭和時代のように、事業者が集まって酒盛りをすることもないでしょう?

それにいまや、プライバシー保護を徹底している会議スペースを時間単位で借りることもできます。自宅を改修しても良いと考えてはいましたが、費用対効果はほぼほぼ、最初の申請に通るか通らないかだけ。

「あまりに実りの少ないお金の使い方はしたくないな。もしかしたら、別に部屋を借りた方が費用はかからないのかも」

その時並行して、近隣の自治体の高齢者の動態も調査していたのですが、今後仕事をする上で、実は隣の市の方が有望なことに気付きました。まだ何の実績もない事業所ですから、そちらに開設した方が良いのではと思い始めたのです。

ネットで条件に合いそうな賃貸アパートを探したところ、隣市は何と、月3万円くらいの格安物件が多いことがわかりました。さらに駐車場も充実していて、見たところ?開かずの踏切も無いので、車での移動もしやすそう。それにもし大規模災害が起こっても、家から自転車で往復できる距離にあるので安心です。

「よし、自宅は無し。隣の市で部屋を借りる!」

結局、そちらにお世話になることに決め、開設の申請の相談をさせていただくことになりました。

次回は、新規開設申請、会社登記、電話番号登録、賃貸契約、銀行口座開設の順序について、「卵が先か鶏が先か」でぐるぐると迷走した話をお伝えします。

みいみ
50代、首都圏在住。リケジョ後、子育てに専念。シンママとなり、2003年から介護職。ケアマネ歴4年。

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