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ケアマネのドタバタ!遠距離介護日記

利用者宅に私服警官!相談員は受け子?

親が認知症になったら、うまく介護できるかな―。ケアマネだって、所詮は人の子。将来の介護に不安を抱えている方も多いのでは?首都圏で暮らすCMOライター・みいみさんが、親の遠距離介護で得た気づきや視点を、ちょっぴりユーモラスにつづった社会派介護エッセーです。

  • みいみ…私
  • 両親…紫綬褒章同等の勲章を持つ父はプライド高め。アルツハイマーと脳血管型混合の認知症を抱える。認知症はないが、過干渉で面倒な性格の母。地方の過疎の町、“ダンジョン”だらけの古民家で二人暮らし。

新型コロナの件で、高齢者への新しい手口の特殊詐欺が話題になっていますね。新聞報道によると、昨年警察が認知した特殊詐欺は、被害件数と被害額でいずれも減少していますが、それでも被害額は277.8億円で、最少だった2009年の2.9倍の水準だそうです。

実は先日、福祉用具専門相談員さんから、ドキッとするお話を伺いました。

その方が利用者さん宅の玄関のドアを開けた途端、どこからともなく、2人の私服警官が走り寄ってきて、なんと、いきなり職務質問してきたそうです!コンビニの駐車場でしゃがみ込み、パソコンをいじりながら電話している様子が、詐欺の受け子のイメージにぴったりだったようで、ずっと尾行していたんだとか。スーツ姿の若い男性だったことも影響したみたいです。

私もユニクロの地味なスーツを着て、車の中でパソコンを使ったり、私用と社用のスマホ2台で道端で話したりしているので、傍から見たらかなり怪しい…。気付いていないだけで、もしかしたら、同じように後をつけられているのかもしれません。周りに誰もいないからって、油断して外でオナラもできませんね(笑)。

私の事業所のエリアでは、毎朝夕、「詐欺に注意、近所で見守りを!」というアナウンスが流れます。1時間に1度はパトカーとすれ違うほど手厚い対策をしてくださるので、本当に感謝しています。

とは言え、高齢者を狙う詐欺師は、水道修理から外壁塗装、屋根のふき替え、不用品の買い取りまで、さまざまな業者を装います。担当する利用者さんや、認定調査でお会いする高齢者の方には、注意喚起するようにしていますが、それでも不安は尽きません。

先日も利用者さんから、「水道の蛇口が水漏れしたので、郵便受けに入っていたチラシの業者に電話したら、介護保険で直せると聞いた」との連絡が…。私から「介護保険でとなると、バリアフリーのリフォームの話になるので、少し大袈裟になりますよ」と伝え、自治体のホームページにある近所の業者を提案。その後、電力会社のサービスで修理してもらえることに気付き、最終的にそちらを使われたようです。

実家の母は幸い、まだだまされていないようです。(もっとも、父の施設の費用で年金の大半がなくなっているので、だまされたとしても、手渡す現金はほとんど残っていません。貧乏が一番の詐欺対策です!)

そう言えば1週間前、母から「『荷物を持ち帰りました』って、スマホにメールが入ったんだけど、何か送った?」とLINEが入りました。身に覚えがなかったので、電話で詳しく事情を聞いたところ、詐欺サイトに誘導するショートメールのようでした。

説明しても納得しないのではないかと心配していると、「下手に触ったら怖いから、先に荷物を送りそうな人に確認した方がいいと思って。誰も荷物を送っていないみたいだから、このメールは捨てる」と母。なんだ、しっかりしているじゃない!母の言葉を聞いて、すごく安心しました。

実は、この話には続きがあります。母からLINEが来たまさにその日、私の社用携帯にも、同じ内容のメールが届いていたのです。忙しさに目が回っていたのか、私はあろうことか、詐欺サイトのリンクをクリック…。幸い、アンチウイルスソフトのおかげで無事でしたが、その日は一日中、反省しきりでした。詐欺に対する意識は、母の方が高いようです。

みいみ
50代、首都圏在住。リケジョ後、子育てに専念。シンママとなり、2003年から介護職。ケアマネ歴4年。

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