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ケアマネは見た!ケアマネは見た!

ケアマネは見た!

※この記事は 2019年2月7日 に書かれたもので、内容が古い可能性がありますのでご注意ください。

認知症? 診断を拒む利用者

「公正中立」「尊厳の保持」―。残念ながら、そんなキレイごとが通用しない現場はいくらでもあります。本企画では、ケアマネジャーが見た困難事例を通し、在宅の現場を直視。ケアマネや介護従事者とともに、今日を乗り切るための知恵を探ります。
※「ケアマネが見た」は、実例に基づいた困難事例を紹介し、現場経験が豊かなケアマネが解決に向けたアドバイスを送る企画です。

相談者:50歳代女性ケアマネ

◆担当している人と家族
利用者:70歳代男性、数年前、大腿骨骨折をした後、足の機能が十分に回復せずに要介護1に。食事や排せつは自立しているが、入浴は支援が必要。
家族:利用者の妻。60歳代。自立しており、家事などは妻がこなす。ただし、平日の日中はパートの仕事で家を空ける。
◆サービス利用状況
ヘルパーによる入浴支援(週2回)、福祉用具貸与(歩行を補助するための杖)

認知症が疑われる利用者がいますが、確定診断を受けようとせず、困っています。

最近、利用者に訪問の日時を連絡しても、それを忘れてしまうことが相次いでいます。また、訪問するたびに探し物をしている上、少し前に話したことをすぐに忘れてしまうことも増えました。そこで「万一のこともあるので一応、一回だけ病院にいってみませんか?」と勧めてみたのですが、「失礼な!認知症だとでもいいたいのか!」と怒ってしまい、取り付く島もありません。同居している奥さんも、「ただの物忘れでしょ?」と、まともに話を聞いてくれません。

対応が早ければ認知症の進行も遅らせることができるはずなのですが…。うまく受診してもらう方法はないでしょうか。

ベテランケアマネジャーからのアドバイス

本人が嫌がっているのであれば、いきなり認知症の専門医につなぐのは、難しいでしょう。

この場合、まずは奥さんに認知症のリスクを説明し、理解を得ることが大切ではないでしょうか。その上で、かかりつけ医がいれば相談をしてみるよう、奥様に助言をするのが良いかもしれません。主治医からの紹介状があれば、専門医への受診もスムーズにいく可能性があります。

また、診断だけでなく、デイサービスの利用を提案するなど、認知症の予防が期待できる環境の整備を心掛けるのも大切です。

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