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ケアマネだけど副業もやってみた

ケアマネとしても管理者としても、とても勉強になる仕事です

  • ハンドルネーム「ぺこりー」
  • 居宅介護支援事業所の管理者、主任介護支援専門員
  • 担当している利用者の数:44人
  • 手掛けている副業:ケアマネの法定研修におけるファシリテーター

副業に取り組みはじめたきっかけ

以前、勤めていた地域包括支援センターの元同僚から「法定研修のグループワークで、ファシリテーターを担当してほしい」と依頼されたのがきっかけです。

本業と両立のコツ

ファシリテーターの具体的な業務は、グループワークの議論を活発にさせたり、脱線させないようにしたりすること。

例えば、初めて法定研修を受けるケアマネジャーの皆さんの場合、なかなか議論が進まない場合があります。そうした場合は、ファシリテーターが具体的な体験談などを紹介することで、議論を促したりします。逆に、何度も資格を更新しているベテランが多い研修だと、自分の担当ケースへの想いが強すぎて話が脱線しがちです。そうした場合は、発言している人の想いを受け止めつつ、うまく、他の人に話を振ったりします。なお、講師の方とは事前に打ち合わせをし、グループワークで目ざすゴールについて、大まかに決めておきます。

法定研修にあわせて行う副業なので、月によって実施回数は異なります。月に4回取り組むこともあれば、まったく行わない月もあります。それでも平均すれば月に1回ほどはファシリテーターとして活動しています。

ちなみにコロナ禍後の法定研修では、受講生は厚生労働省が公表している研修動画を前もって視聴した上で、グループワークのみを集まって実施するスタイルが一般的になりました。ですので、副業によって拘束される時間は、1回で半日程度。本業との両立は、それほど難しくはありません。

副業がケアマネジメントに与えた影響

講師の話を通して制度に関する最新情報をわかりやすく把握することができる点がありがたいですね。また、グループワークで、他のケアマネさんが現場で活用しているスキルを耳にする機会も多い点も魅力的です。そのため、この副業をはじめてから、自身のケアマネジメントの「引き出し」がとても増えたように思います。

グループワークでは、参加したケアマネからさまざまな悩みを聞くこともあります。こうした悩みを耳にすることは、管理者として事業所内のケアマネと向き合う際、とても参考になります。

そんな副業で、私は約1万円(月収)いただいています。

ケアマネとしても管理者としても、とても勉強になる副業です。特に主任ケアマネにとって、法定研修のファシリテーターを務めることは資格更新の要件の一つでもあるので、ぜひ、お勧めしたいですね。主任ケアマネでなくても、知識を増やしたい方や、他のケアマネの「生きた技術」を学びたいと思う方なら、取り組んで決して損はありません。

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