ケアマネ業務の基礎知識
その他の注意事項
- 2013/07/19 09:00 配信
- ケアマネ業務の基礎知識
平成18年4月改正において、ケアプラン数の管理がシビアになりました。
標準件数が35件に設定され、40件以上は逓減制の導入により急激にプラン料が低下します。これまでは40件~50件の間程度の認識で管理しておけばよかったケアプラン数ですが、4月 からは39件までに抑えなくてはいけません。
1件でもカウントミスをすると一気に減収という状況になりえます。
それ故に、入院中やサービスの使用頻度の低いまたは一時停止している利用者さんの状況も逐次把握しながら、要支援~要介護1の利用者さんの認定有効期限についても注意を払わなくてはなりません。
新規のケアプランと新予防給付へ移行するケアプランの管理を注意深く行う必要があります。
また9月末で経過措置が切れますので、それまでノーカウントだった予防給付プランも10月1日以降は0.5件でカウントする必要が出るので、8月頃からは更にシビアな管理が要求されます。
ケアマネジャーとしての自己の担当ケアプランの数値管理の他に、複数のケアマネジャーが所属している職場の場合には他のケアマネジャーの状況も把握する必要があると言えるでしょう。
できれば管理者の方と週単位、日単位で状況を報告しあいながら、業務を行うことをお勧めします。