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医療基礎知識

ドクターだって加算はほしい! 診療報酬の各種加算等に登場するケアマネジャー

介護報酬改定と同時改定となった平成24年度診療報酬改定。今回、重点配分された一つが、「医療と介護等との機能分化や円滑な連携、在宅医療の充実」です。目標とするのは、超高齢社会に向けた、急性期から在宅、介護まで切れ目のない包括的なサービスを提供すること。ここでは、今回の診療報酬改定で新たに登場した、ケアマネジャーが関連する改定項目をピックアップし、紹介します。

診療報酬については、基本的にケアマネジャーがそのためになにかを行うということはありませんが、介護保険に医療連携加算があるように、診療報酬にも、介護と連携することでこれだけの加算があることを、頭の隅にでもとどめておいてはいかがでしょうか。

【参考】 「平成24年度診療報酬改定について」
診療報酬の算定方法の一部を改正する件(告示)の部分より抜粋
※ケアマネジャーが文言に登場する部分を太字で示しています。

文:橋口佐紀子(医療ライター)

区分番号B005:退院時共同指導料2

(中略)
注3、注1の場合において、入院中の保険医療機関の保険医が、当該患者の退院後の在宅療養を担う保険医療機関の保険医若しくは看護師等、保険医である歯科医師若しくはその指示を受けた歯科衛生士、保険薬局の保険薬剤師、訪問看護ステーションの看護師等(准看護師を除く )又は居宅介護支援事業者の介護支援専門員のうちいずれか3者以上と共同して指導を行った場合に、所定点数に2,000点を加算する。

区分番号B005-1-2:介護支援連携指導料 300点

注:当該保険医療機関に入院中の患者に対して、患者の同意を得て、医師又は医師の指示を受けた看護師、社会福祉士等が介護支援専門員と共同して、患者の心身の状態等を踏まえて導入が望ましい介護サービスや退院後に利用可能な介護サービス等について説明及び指導を行った場合に、当該入院中2回に限り算定する。この場合において、同一日に、区分番号B005の注3に掲げる加算(居宅介護支援事業者の介護支援専門員と共同して指導を行った場合に限る )は、別に算定できない。

区分番号B009:診療情報提供料 250点

注1
保険医療機関が、診療に基づき、別の保険医療機関での診療の必要を認め、これに対して、患者の同意を得て、診療状況を示す文書を添えて患者の紹介を行った場合に、紹介先保険医療機関ごとに患者1人につき月1回に限り算定する。

注2
保険医療機関が、診療に基づき患者の同意を得て、当該患者の居住地を管轄する市町村又は介護保険法第46条第1項の規定により都道府県知事が指定する指定居宅介護支援事業者等に対して、診療状況を示す文書を添えて、当該患者に係る保健福祉サービスに必要な情報を提供した場合に、患者1人につき月1回に限り算定する。
(中略)

区分番号C005:在宅患者訪問看護・指導料(1日につき)

1、保健師、助産師又は看護師(3の場合を除く )による場合 。
イ 週3日目まで 555点
ロ 週4日目以降 655点

2、准看護師による場合
イ 週3日目まで 505点
ロ 週4日目以降 605点

3、悪性腫瘍の患者に対する緩和ケア又は褥瘡ケアに係る専門の研修を受けた看護師による場合 1,285点

(中略)

注9
1及び2については、保険医療機関の保健師、助産師又は看護師が、在宅での療養を行っている患者であって通院が困難なものの状態の急変等に伴い、当該患者の在宅療養を担う他の保険医療機関の保険医の求めにより、当該他の保険医療機関の保険医等、歯科訪問診療を実施している保険医療機関の保険医である歯科医師等、訪問薬剤管理指導を実施している保険薬局の保険薬剤師又は居宅介護支援事業者の介護支援専門員と共同で患家に赴き、カンファレンスに参加し、それらの者と共同で療養上必要な指導を行った場合には、在宅患者緊急時等カンファレンス加算として、月2回に限り所定点数に200点を加算する。
(中略)

区分番号C005-1-2:同一建物居住者訪問看護・指導料(1日につき)

1、保健師、助産師又は看護師(3の場合を除く)による場合 。
イ 週3日目まで 430点
ロ 週4日目以降 530点

2、准看護師による場合
イ 週3日目まで 380点
ロ 週4日目以降 480点

3、悪性腫瘍の患者に対する緩和ケア又は褥瘡ケアに係る専門の研修を受けた看護師による場合 1,285点

(中略)

注9
1及び2については、保険医療機関の保健師、助産師又は看護師が、在宅で療養を行っている患者であって通院が困難なものの状態の急変等に伴い、当該患者の在宅療養を担う他の保険医療機関の保険医の求めにより、当該他の保険医療機関の保険医等、歯科訪問診療を実施している保険医療機関の保険医である歯科医師等、訪問薬剤管理指導を実施している保険薬局の保険薬剤師又は居宅介護支援事業者の介護支援専門員と共同で患家に赴き、カンファレンスに参加し、それらの者と共同で療養上必要な指導を行った場合には、同一建物居住者緊急時等カンファレンス加算として、月2回に限り所定点数に200点を加算する。
(中略)

区分番号C011:在宅患者緊急時等カンファレンス料 200点

注:訪問診療を実施している保険医療機関の保険医が、在宅での療養を行っている患者であって通院が困難なものの状態の急変等に伴い、当該保険医の求め又は当該患者の在宅療養を担う保険医療機関の保険医の求めにより、歯科訪問診療を実施している保険医療機関の保険医である歯科医師等、訪問薬剤管理指導を実施している保険薬局の保険薬剤師、訪問看護ステーションの看護師等又は居宅介護支援事業者の介護支援専門員と共同で患家に赴きカンファレンスを行い又はカンファレンスに参加し、それらの者と共同で療養上必要な指導を行った場合に、月2回に限り算定する。

おわりに

いかがでしたか?
CMOでは「介護認定には医師の意見書が必要なのに、なかなかもらえない」とのケアマネジャーからの声をよく聞きます。ことほどかようにケアマネジャーに対して一見冷たいドクターは多いのが現実。しかしウラを返せば、ドクターは介護保険のことをよく知らない場合がほとんど。そして多忙です。知らないことを勉強する時間もなく、後回しにしているうちに、ケアマネジャーが敬遠してしまうという悪循環のような気がします。
しかし今回の改正では、ご覧の通り在宅診療系の加算が多く、ドクターも診察室のイスに座ってばかりでなく、積極的に出かけていくことが求められています。これを機に合同カンファレンスにも積極的に参加していただきたいものです。

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