“テレワークケアマネ”の創り方
テレワークに欠かせないICTツールとは?
- 2023/12/15 09:00 配信
- “テレワークケアマネ”の創り方
- 次田芳尚
弊社は、テレワークを前提として立ち上がりました。
行政の指定を受けている居宅介護支援事業所なので、相談室や鍵付きの書庫はありますが、一般的な会社や事業所にある電話やファクス、タイムカードなどはありません。ファクスを送受信できる複合機はありますが、電話回線にはつながっていません。
電話は「電話アプリ」を使っています。またファクスは、インターネット専用のファクスを自社の仕組みで運用しています。タイムカードの機械はありませんが、給与計算と人事・労務管理ができるクラウドサービスのアプリで、出勤・退勤時間を“打刻”できるようにしています。
……
- 次田芳尚
- 日本福祉教育専門学校卒業後、社会福祉法人が運営する在宅介護支援センターのソーシャルワーカーに。その初任給で当時最先端だったWindows 95搭載のパソコンを購入した。職場の業務改善プロジェクトへの参加をきっかけに、「ICT化」と「業務改善」が自身のライフワークに。老健の相談員などを経て35歳で独立し、コンサルタントとして事業所の支援をスタートさせる。2021年4月に株式会社279(つなぐ)を設立し、テレワーク型の居宅介護支援事業所の運営を開始。現在、同社代表取締役のほか、介護現場のIT活用を支援するNPO法人「タダカヨ」の理事なども務める。
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