介護アンケート
18改定の影響に関する調査結果
- 2019/03/18 09:00 配信
- 介護アンケート
■調査結果
回答者:「ケアマネジメント・オンライン」会員ケアマネジャー166人、調査期間:2019/03/04 ~ 2019/03/18
今回は、介護報酬改定からもうすぐ1年を迎えるにあたり実施したワンクリックアンケート「18改定からもうすぐ1年。その影響は?」をお送りします。
このテーマの投票数は166人でした。
昨年4月の介護報酬改定がもたらした影響について尋ねた質問では、「基本報酬がアップしたといっても、まだ不十分。加算も算定できず、経営状況は苦しいまま」という答えが50.0%となりました。
次いで多かったのは「新たな加算は算定が難しく、収入は横ばい」(34.0%)。「新たな加算や基本報酬引き上げで、収入は増加」と答えたケアマネは7.0%にとどまりました。「その他」は9.0%でした=グラフ=。
(n=166)
まだ苦しい、1人ケアマネや独立型の居宅
- 一人ケアマネのため、加算も何もない。主任の研修も受け費用はかさんでいる
- 居宅介護支援は単独での経営が難しい
- 包括と併設居宅による抱え込みが一層激しさを増しただけです
- 在宅系でも居宅で利益を上げるのは元々厳しい気がしております
- 居宅介護支援は単独での経営が難しい
- 労力が増え、本業のケアマネジメントに支障が出ている。一個人のケアマネや地域の小さな居宅介護支援事業所に何を望んでいるのか
※管理者=主任ケアマネに悲鳴!
- 管理者を主任ケアマネに限定…経営そのものができなくなりそうです…
- 管理者が主任ケアマネは厳しく、このままなら閉鎖になるかもと不安
- 先々を考えると非常に不安。管理者を主任ケアマネに限定、というのは厳しい
- 主任ケアマネはいないので将来廃業予定
拡充といっても…加算算定が難しい!
- 加算を取るための人件費がかかってしまっているので、あまり収入は増えない
- 特定事業所加算を算定しておらず、入院時情報連携加算や初回加算のみの算定であるため特に収入としては変わらない
- ターミナルケアマネジメント加算の算定が困難
- 仕事の内容は大変になってきています。ターミナルケアマネジメント加算の算定は難しいことを実感しています
ケアマネの給与増には、つながっていない…
- 収入は、多少増加したがケアマネの給与増加にいたらない
- 収入が増えたからと言って、ケアマネの給料に直接反映はされていない。処遇改善があるおかげで、ケアマネのなり手が間違いなく減った
- 昇給はなく変化なし
※手間とコストも増えたとの声も
- 加算を取るための人件費がかかってしまっているので、あまり収入は増えない
- 加算を取れば事業所の収益はアップするが給料は据え置き、なんていう事業所多いんじゃない?
- 加算算定の分、主治医らとのやりとりが増え、郵送費、ガソリン代の支出がかさんでいる