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“ケアマネ芸人”、ノン老いる小林の介護・言いたい放題“ケアマネ芸人”、ノン老いる小林の介護・言いたい放題

“ケアマネ芸人”、ノン老いる小林の介護・言いたい放題

消えたケアプラン…雷雨の夜の恐怖体験

「介護のつらさを笑いに変える」でおなじみ、“ケアマネ芸人”ノン老いる小林です!

夏だ!花火だ!稲川淳二だ~!ということで、今回は、夏の風物詩「怖い話」について言いたい放題。これを読んだら、夜1人でトイレに行けなくなるかも・・・。

特養のおばあちゃんの実話

特養で本当にあった話です。

その特養は、1階に事務所と会議室があり、2~4階がユニットになっていました。廊下が中庭を口の字に取り囲む「回廊型」の造りのため、片方の廊下から反対側の廊下が見えました。

その日は夜の7時から、併設するヘルパーステーションの会議があり、そのヘルパーの女性は1階の会議室にいました。

利用者さんのカンファレンスなどをして、会議は1時間ほどで休憩に。女性はトイレに行こうと、同僚2人と会議室を出ました。

「疲れたね~」「会議長いんだよね~」などと喋りながら、3人でトイレへ向かっていると、反対側の廊下に、車椅子に乗ったおばあちゃんを見つけました。

「あれ?向こうの廊下におばあちゃんがいるよ」。女性が2人に伝えると、「本当だ。こんな時間に…何階から下りてきたのかね~」と、彼女たちも不思議そうな顔をしていました。皆、ヘルパーステーションの職員なので、施設の入居者のことはわかりません。

1人の同僚は廊下をぐるっと回って、おばあちゃんを追いかけて行きました。彼女は会議室に戻り、ユニットの職員に内線電話で、「車椅子のおばあちゃんが1階に下りてきたから、確認してほしい」と伝えました。

ところが、その職員は「エレベーターを止めてあるから、誰も下りられないよ」というのです。「そんなはずはない!」と争っているうちに、おばあちゃんを追いかけていた同僚が戻ってきて、彼女に言いました。「おばあちゃん、どこにもいなかったよ…」と。

ゾッとしながら、3人でおばあちゃんのいた廊下を見に行くと、突き当りはリネン室でした。

あれは一体、なんだったのでしょうか?この時季になると、時々思い出します。

後で先輩から聞いたんですが、昔、3階から転落死した車椅子のおばあちゃんがいたとか…。

キャー!!!

本当は怖い!?担当者会議

これは、7年ほど前の恐怖体験です。

当時、居宅のケアマネをしていた私は、35人近くの利用者を担当していました。そんな中、9月の中旬、包括から新規の依頼が舞い込んで来たのです。要支援2の方でした。

担当する利用者の業務をこなしながら、包括の職員に同行訪問し、利用者の基本情報や基本チェックリストを確認。デイサービスのめどを付け、10月1日からサービスを開始させる予定でした。

ところが、他の業務で忙しく、ようやく時間が取れたのは9月29日。同日中にプランを作成し、翌日に担当者会議を開かないと、10月1日に間に合いません。

私は29日の夕方6時から、プランの作成に取り掛かりました。

気がつけば夜10時。広い事務所で、独りぼっちになっていました…。

外は台風で大雨。雷が光っています。

「何か出そうで怖いな~」と思い、ラジオをつけました。

プランは包括に提出しなければならない上、主任ケアマネからの指導もあり、文章の書き方や使う単語などに気を使うので、作成に時間がかかります。

「アセスメント領域と現在の状況」から「支援計画」まで、計画書の9割の作成がようやく終わり、「よし!もう一息だ」と思った瞬間、ゴロゴロ♪ドドーン!と雷が落ちる音が鳴り響き、停電になりました。

事務所のライトもパソコンの画面も消え、事務所内は真っ暗に。ラジオの音もなくなり、聞こえてくるのは、雨と雷の音だけでした。

それから1分ほど後でしょうか、明かりが戻ってきました。そしてその時、恐怖の瞬間がやって来たのです。

私はほっとして、パソコンの電源をオンにしました。ところが…プランが無い!何度クリックしても出てきません。そう、停電でデータが消えてしまったのです。

担当者会議は明日の午前中。時間が無い…。今夜は徹夜?わぁ~、どうしよう!

この時ほど、担当者会議が恐怖に思えたことはありませんでした。

皆さん、明日の朝事務所に行ったら、パソコンの中を確認してみてください。あなたのプランがすべて無くなっているかも…。

キャー!!!

今怖いモノと言えば…

霊感が強い友人、UFOを見た芸人など、“そっち系”の知り合いはいるんですが、私自身は生まれてこの方、霊感、おばけ、幽霊とは全く縁のない人生でした。

だから怖いモノと言えば…子供の頃は、真っ黒いゴキブリとお袋!若い頃は、針のように尖った先端と背中に“絵”のあるお兄さん!そして今は、包括の指導と役所の実地指導です!

そう考えると、私は目に見えないモノより、見えるモノの方が怖い、「現実主義者」なのかもしれないですね。

ノン老いる小林
1964年静岡市生まれ。大学卒業後、高校の英語教師として働いていたが、40歳という人生の節目を間近に控えた38歳の時、介護保険制度の創設を好機と捉えて転職。その後、介護施設を中心に経営支援などを行う。2013年にケアマネジャー、19年に主任ケアマネジャー取得。現在、静岡市内で居宅介護支援事業所「ケアプランはるな」を運営する株式会社はるな代表取締役。静岡県介護福祉士会監事。共著書に「これならわかる スッキリ図解 介護事故・トラブル」(翔泳社)がある。現在、YouTubeの「WARAKAI(笑う介護)チャンネル」で動画配信中。

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