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“ケアマネ芸人”、ノン老いる小林の介護・言いたい放題“ケアマネ芸人”、ノン老いる小林の介護・言いたい放題

“ケアマネ芸人”、ノン老いる小林の介護・言いたい放題

「適切なケアマネジメント手法」に怒り沸騰中!!

「介護のつらさを笑いに変える」でおなじみ、“ケアマネ芸人”ノン老いる小林です!今回は、「適切なケアマネジメント手法」について言いたい放題。

私、怒ってます!!かちん!こちん!かんかん!!です。

2016年から始まった「適切なケアマネジメント手法」に関する調査研究。開始から5年余りの歳月を経て、厚労省は昨年、「適切なケアマネジメント手法」の手引きを公表し、目下、普及に力を入れていることは、皆さんもご存じだと思います。

この調査研究は、「将来の生活予測におけるケアマネジャーの知識水準を確保するとともに、多職種連携の推進を目的としている」とのことですが…なんじゃ、「適切なケアマネジメント」って!ケアマネに対して失礼極まりない!

皆さんは、どう思いますか?そもそも、「適切な」という名前からしておかしいですよね?

介護保険が始まって22年、ケアマネはお上の言う通り、ケアマネ業を誠実に、一生懸命こなしてきたじゃないですか~!それが、ここへ来て「適切な」って…。それじゃあ、今までの22年間は、「不適切なケアマネジメント」だったってことですか???

財務省は、「ケアマネの質がどうたらこうたら」と言っています。でも、それは介護を知らない財務省が言っていること。言わせておけばいいのです。

でも、今回の手引きは、厚労省が出したものですよね?この5年余りの間に、名前を変更する議論があっても良かったんじゃないでしょうか!違いますか、厚労省さん!!!

私は声を大にして言いたい!せめて…「より適切なケアマネジメント」とか、「さらに適切なケアマネジメント」に変更してくださいよ~。

ケアマネジメントの役割を理解していない?!

手引きについて解説した動画をYouTubeで見ましたが…怒り沸騰中です!!!

講師の先生は、「ケアマネジメントの仕事は、『どのサービスが何回』というように、給付調整だけをするわけではない。利用者の実現したい生活を理解して、その生活に合った支援を組み立てるのがケアマネジメントの役割であることをしっかり理解し…(以下略)」とおっしゃっていました。

あれ?もしかして…ケアマネはそのことを理解していないと思われてる?

はぁ?うっせぇ~うっせぇ~うっせぇ~わ!
あなたが思うよりわかってますっ!

そんなの「あたり前田のクラッカー」だっちゅ~の!!!

給付調整だけが仕事だと思っているケアマネはいないし、みんな、利用者のことを真剣に考えてプランを組み立てているんじゃ~!!!だてに高い受講料払って、法定研修を受けてませんから~!!!

…すみません。取り乱しました。。

「ケアマネジメントの標準化」はピンボケ

その講師の先生、「ケアプランの標準化ではなく、ケアマネジメントの標準化」が目的だともおっしゃっていましたね。

お~、かっこいいこと言ってる!

あれ?どこかで聞いたような…あっ!「ケアの標準化」とかぶってる!!

介護業界には以前から、「ケアの標準化」という言葉がありましたから、おそらく、頭の中で引っ張られたんだと思います。「ケアプランの標準化」って、一聴すると、すごいことを言っているように感じましたが、それは錯覚でした(笑)。

「ケアマネジメントの標準化」も、なんだかピントがボケてます。その言葉を使うんなら、「ケアマネジメント視点の標準化」としないと、わかりにくいですよね。

そもそも、ケアマネ業界に「ケアプランの標準化」なんて言葉はありませんでした。「プラン」がつく言葉で記憶に新しいのは、「AIプラン」や「ケアプラン点検」でしょうか。

「AIプラン」という言葉が世に出た時は、「あ~、これでプラン作成が楽になる」と思いましたけど、最近、あまり聞かなくなったような気がします。そのうち「適切なケアマネジメント手法」も廃れると思っているのは、私だけ?

ケアプラン原案の作成ツールは多すぎる!

「適切なケアマネジメント手法」は、アセスメントやケアプラン原案を作成する際のプロセスでの活用を想定しているようです。

でも…ケアプラン原案の作成ツールだけを見ても、

全社協などのアセスメントシート
認知症センター方式
課題整理総括表・評価表
多職種連携情報用紙
支援経過用紙
モニタリング用紙

などなど、山ほどあります。

ここにまた一つ、追加されるってことですよね?いやいや、多すぎでしょ!っていうか、使いこなせないでしょう!

私は、給付管理ソフトに入っている全社協のアセスメントシートを使っていますが、全部で10ページもあるので、全てを埋めるのは至難の業です!認知症センター方式は、ひもときシートを使った時期はありましたが、量も多くて聞き取りも大変だったので、長続きせず…。課題整理総括表・評価表は、公表から8年近くが経ちましたが、まだまだてこずっています。

そんな状況下で、今度は「適切なケアマネジメント手法」ですか!?正直、よくもまあ、こんなに次から次へと…って思いますよね。

利用者さんの日常生活を支援する上で、根拠に基づいてニーズを掘り起こし、その解決方法を提示するのがケアプランです。より自立支援に近づけたいお気持ちはわかりますが、「船頭多くして船山に上る」ということわざがありますから、そうならないようにしっかりと、船頭役をお願いしますよ、厚労省さん!

ノン老いる小林
1964年静岡市生まれ。大学卒業後、高校の英語教師として働いていたが、40歳という人生の節目を間近に控えた38歳の時、介護保険制度の創設を好機と捉えて転職。その後、介護施設を中心に経営支援などを行う。2013年にケアマネジャー、19年に主任ケアマネジャー取得。現在、静岡市内で居宅介護支援事業所「ケアプランはるな」を運営する株式会社はるな代表取締役。静岡県介護福祉士会監事。共著書に「これならわかる スッキリ図解 介護事故・トラブル」(翔泳社)がある。現在、YouTubeの「WARAKAI(笑う介護)チャンネル」で動画配信中。

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