今さら聞けない基礎知識
※この記事は 2010年9月1日 に書かれたもので、内容が古い可能性がありますのでご注意ください。
成年後見制度
- 2010/09/01 09:00 配信
- 今さら聞けない基礎知識
成年後見制度とは、介護保険法と同じく2000年4月に創設した制度で、それまでの禁治産制度・準禁治産制度を改正したものです。旧制度では基本的人権が必ずしも重視されていなかったという反省から、戸籍への記載をやめて後見登記制度を設けたこと、2段階だった分類を3段階(補助を新設)にするなどの改正が行われました。
成年後見制度は、認知症や知的障害、精神障害などの判断能力が欠けている方に対し、財産の管理や契約の締結などを代行する後見人を置く制度です。本人の判断能力が欠けているため、悪質商法の被害にあう場合もありますが、不利益な契約であれば取り消すことができるなど、本人を保護し、支援することを基本としています。
成年後見制度は大きく分けて「法定後見制度」と「任意後見制度」に分けられます。
法定後見制度
本人の判断能力に応じて「後見」「保佐」「補助」の3つに分類されます。裁判所
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