

“ケアマネ芸人”、ノン老いる小林の介護・言いたい放題
迫る参院選、投票所で“ケアマネ魂”をぶつけよう!
- 2025/07/11 09:00 配信
- “ケアマネ芸人”、ノン老いる小林の介護・言いたい放題
- ノン老いる小林
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厚生労働省ではなく、「幸生老道笑(こうせいろうどうしょう)」(幸せに生きる老いの道は笑いにあり!)を座右の銘にしている、“ケアマネ芸人”ことノン老いる小林です!
全国のケアマネジャーの皆さん、今日も本当にお疲れさまです。
汗だくで階段を上り、ピンポーンとインターホンを押して扉が開いた瞬間、「あなた、汗びっしょりよ?大丈夫?」と、利用者さんやご家族に心配されながらも、「大丈夫ですよ~!」と笑顔で返す。それこそが“ケアマネ魂”ですよっ!
果たして国は、我々の魂をちゃんと受け止めてくれているのか?…なんてことを考えていたら、ちょっとだけ、いや、ホントちょっとだけ、厚労省…じゃなかった、国政政党の方々が目を向けてくれていたんです!
「一体、何の話か」ですって?今話題のあれです。そう、参議院選挙です!
ということで今回は、「ケアマネと選挙」について言いたい放題しちゃいます!
公約に「法定研修の見直し」が…
今回の選挙の公約のニュースを眺めていたら、なんと!法定研修の見直しについて言及している政党があるではないですかっ!これって、まるで無名の演歌歌手がいきなり紅白に出場するぐらいの大事件ですよっ!(知らんけど)
同じ内容の繰り返しで、いつも睡魔に襲われる“伝説”のZoom研修の負担が軽くなるかもしれません!「背景ぼかし機能」に救われてきた我々にとっては朗報ですよっ!
●民●主党に至っては、「ケアマネの更新研修を廃止する」とまで明言してくれています。ケアマネ業界にとっては、もはや“革命宣言”といっても過言じゃありません。
中には、こんな声もあるでしょう。
「えっ…。更新研修がなくなったら、どうやって制度の勉強するの?自分のケアマネジメントに自信ないし…」
安心してください。いまは令和の世の中です。令和には、ユーチューバーという新たな師匠たちがいます。
「ケアマネジメントの実践的コツ」「最新・報酬改定まるわかり解説」「訪問調整で使えるマル秘トーク術」などなど…、感動で涙があふれそうな動画が山ほどアップされています!
しかも、師匠たちは惜しげもなく、タダでその知識を届けてくれるんです。
お風呂に漬かりながら、2倍速再生で動画を見れば、「学びながら癒やされる」という奇跡の“セルフケア”が完成しますっ!しかも研修とは違い、万が一寝てしまっても大丈夫!後からまた見直すことができます。
いや、むしろ寝ながら聴きましょう。夢の中で「居宅サービス計画書は~」とか聞こえてきたら、あなたも熟練ケアマネの仲間入りですよっ(笑)。
投票は「人生会議」の一部!?
でも正直、休みの日にわざわざ投票所に行くのって、めんどいですよね。
その気持ちわかります。でも、よ~く考えてください。私たちケアマネは毎日、「この方にはデイサービスが合うから、サービスの調整をしましょう」とか、ある意味、他人の人生にガッツリ口出ししてるんです。それなのに、自分の未来のこととなると、「まあ、行かなくてもいいか…」って、矛盾してません?
投票は「人生会議」の一部ですよっ!(ここ、笑点の大喜利風に読んでください。座布団1枚っ!)
確かに、これまで政治の世界では、ケアマネは“ちょい役”でした。介護福祉士の陰に隠れて、「…あっ、そう言えばケアマネもいたね」みたいな扱い…。それがようやく、法定研修の見直しが公約に載る時代になったんです。
これはもう、アイスのホームランバーで当たりが出たレベルの快挙!(もう1本もらえるヤツ!)
今私たちが声を上げれば、政治家の皆さんも「ケアマネ票を大事にしよう!」と思うはずです。そうすれば…、研修の代わりに温泉旅行、なんてことも!?(あっ、うっかり願望が漏れました!)
最後に、5秒だけ真面目なお話
…冗談はさておき、ケアマネの皆さんは、利用者さんの暮らしにとどまらず、日本の超高齢社会を支える存在です。
それなのに、制度が変わるたびに右往左往させられ、手当は減る一方、責任だけは増え、夜な夜な「なんで私、これ続けてるんだろ…」と、枕を濡らすこともある。
今こそ、自分たちの未来を、自分たちで選ぶ時です。さあ、ケアマネの皆さん、立ち上がりましょう!
当日は帽子をかぶって、サンダル履いて、コンビニでアイス買って、ファミチキでもかじりながら、投票所へ向かいましょう。そんなケアマネ、かっこ良くないですか?
投票は“未来へのラブレター”。あなたの一票が未来を動かします!
では皆さん、投票所でお会いしましょう!

- ノン老いる小林
- 1964年静岡市生まれ。大学卒業後、高校の英語教師として働いていたが、40歳という人生の節目を間近に控えた38歳の時、介護保険制度の創設を好機と捉えて転職。その後、介護施設を中心に経営支援などを行う。2013年にケアマネジャー、19年に主任ケアマネジャー取得。現在、静岡市内で居宅介護支援事業所「ケアプランはるな」を運営する株式会社はるな代表取締役。介護技能実習評価試験評価者のほか、セーフティマネジメントなど介護研修の講師も務めている。東京演芸協会理事。出演情報は同協会のホームページ。
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