ご承知の通り、介護支援専門員の方で認定調査の研修を受けていれば、居宅支援事業所や施設に所属していなくても、個人で調査の委託を受けることができます。実際には、個人に委託する自治体はまだ少ないですが、「認定調査 個人委託」とインターネット検索すると、全国でこの仕組みを導入している自治体を見つけることができます。

例えば、「介護支援専門員の仕事を一時中断している」「介護の世界には関心があるけれど、マイペースに仕事ができるならまた始めたい」「子育て中なので時間の融通が利く仕事を探している」といった方には、認定調査の仕事がぴったりです。

さらに、将来的に介護支援専門員として本格的に活躍したいと考えている方にとっても、認定調査の経験は大いに役立つでしょう。認定調査のスキルや知識は、介護現場での業務に直接活かせるものであり、キャリア形成にもプラスになります。

もちろん、単価が低いという難点はあります。ただし、認定調査員の不足が続いているため競争率が低く、採用されやすいというメリットがあります。文章を書くのが苦にならないケアまねだったら、この仕事は相性が良いかもしれません。

私自身、66歳から認定調査をメインに仕事をしており、76歳になった今でも現役で活動中です。ありがたいことに、仕事の依頼をお断りしなければならないほど依頼が舞い込んできます。

もしあなたがケアマネの仕事に疲れちゃったとか、全く現業を離れるのは不安だけど、マイペースで仕事ができれば続けたいなどと考えている人は、認定調査を始めてみませんか？柔軟に働ける環境で、新たな一歩を踏み出しましょう！