フィッティング付きおむつ配送サービス
ご利用者の おむつ漏れの悩みを解決!
モニター体験談①プロが選んだおむつ夜間のモレが改善
~ご本人・ご家族の気持ちも前向きに~
排泄ケアのお悩みを解決する、フィッティング付きおむつ配送サービス「おむピタ」。その方の課題や背景に合わせておむつメーカーがおむつを選定・提案し、使い方などの情報と共にお届けするものです。モニターとして本サービスを体験した利用者さんやご家族、そしてケアマネジャーに、使うことで分かった「おむピタ」の魅力を語っていただきました。今回登場するのは、茨城県にお住まいのHさん(70歳代・要介護3)の奥様 と、担当ケアマネジャーの長谷川朝羽さん(居宅介護支援事業所ルミエ・デ・ソレイユ)です。
漏れが大幅に改善、本人も家族も安心して眠れた
長谷川さん:半年ほど前から、前任者から引き継ぐかたちでHさんを担当しています。ショートステイ利用時に排泄の状況を奥様に伺ったところ、「毎朝おむつからの漏れが多くて大変」という悩みが出てきました。ちょうどその頃、おむピタモニターの話を耳にしていたので、よい機会だと思いご紹介したのです。
奥様:夫は、18時ごろからお酒を楽しみ、それから夕食を摂ることが日課になっています。食後はすぐ眠くなって床に就き、そこから朝6時までぐっすりと眠るため、どうしても夜間の尿量が多くて……。紙パンツとパッドを着用して就寝してもらい、私が夜中に一度交換したとしても、朝にはシーツまでびっしょり濡れていることが多々ありました。少しでもこの状態が改善すればと思い、おむピタモニターへの参加を決めました。
長谷川さん:Hさんの状況を誰よりも詳しく把握しているのは奥様なので、「フィッティング依頼アセスメントシート」の記入にもご協力いただくことに。この書類を通して、当事者の身体状況をより正確に伝えることが、おむピタを利用する際の要になると思います。程なくして「おむつ提案書」と共に、「一分丈の紙パンツM/Lサイズ」「6回吸収の大型パッド」「紙パンツ用パッド2種類」 が送られてきました。
奥様:想像以上にたっぷり届いたので、サイズ感を確認したり、「おむつ提案書」を見ながらパッドの当て方をいろいろと試したりできました。実際に使い始めてみると、漏れが大幅に改善されてびっくり。夜間に一度交換すれば、朝の漏れがまったくない日もあったほどです。それまで市販のパッド(2回吸収)を使っていたのですが、より大容量の製品を導入したことが功を奏したのでしょう。本人が快適に過ごせていることはもちろん、私自身も安心して眠れるようになりました。
おむつの悩みに向き合い、より前向きな気持ちに
長谷川さん:今回、Hさんの手元に届いたのは、リフレシリーズの中でも「施設・病院用」とされている製品です。ドラッグストアなどで一般販売されているものに限定せず、より幅広い選択肢の中から、おむつメーカーの専門家が適切なものを選んでくれるわけですね。
奥様:「パッドの吸収量は製品によって大きく異なり、〇回吸収などと記載がある」といったことも以前は知りませんでした。店頭でパッケージを確認しながら、家族の状態に合った製品を選択することはなかなか難しいもの。ご近所の目が気になって少し遠くの店まで行くことも多く、買い物自体の負担感もあります。選定をプロにお任せし、送付までお願いできるなら安心ですね。今後、体の側面を横にして寝てもより漏れにくくなるようになれば……と考えています。
長谷川さん:おむピタのサービスを通して漏れが減ったというだけでなく、奥様が「現状は変えられる」と一層前向きになれたことが、とても大きいと感じます。「困った、どうしよう」で終わらず、積極的に改善しようとする気持ちが強くなったのではないでしょうか。
奥様:そうかもしれませんね。家族の立場からすると、おむつの選定や使用法に迷ったとき、すぐに相談できる機会はあまりないのが現状です。今回、ケアマネジャーさんと「おむつ提案書」を読みながら、使い方の確認などが一緒にできた点もありがたかったです。
長谷川さん:ケアマネジャーにとっても、同じ課題に向かって一緒に頑張る中で、利用者さんやご家族との関係性が深まる機会になる気がします。排泄に問題を抱える方は少なくありませんが、個別性の大きい悩みだけに、一般論を伝えるだけでは解決しないことが多いもの。そうした意味でも、それぞれの状況に応じたフィードバックがあるおむピタのようなサービスには意義があり、活用することも一案だと思います。